2017年1月10日火曜日

Kiji@133

共に1998年創業、2004年上場、2014年株式分割と奇しくも同じような道を歩んできた、米国と中国を代表するネット企業、Google(現Alphabet)とTencent。

現在の時価総額は、Googleの約66兆円に対し、Tencentは約28兆円。

企業価値としては未だ倍以上の開きがあるが、投資パフォーマンスとなると話は全く別になる。

投資歴2年目の2004年、上場直後の両社~平均買値122㌦(分割調整後61㌦)でGoogle、平均買値4hk㌦(5分割調整後0.8hk㌦)でTencent~を購入。

Googleは昨年末に株式配当分を一部売却したものの、未だ大半の株を保有し続け十年来の付き合いだが、値動きの乏しかったTencentは一カ月程で損も得もなく全株売却、その後も安値覚えの買戻し出来ず終いで現在に至る。

2017年現在、パフォーマンスを比較すると、Google(1/9終値:827.18㌦)は約14倍に達するが、Tencent(1/9終値:195.60hk㌦)は売却していなければ約250倍に達する。

この投資パフォーマンスの違いは、上場(投資)時点での時価総額に帰結する。

上場時点での時価総額は、Googleの約3兆円に対し、Tencentは約1千億円。

投資するタイミングと、その時点での時価総額、長期投資に対する自戒の念を込めて記録する。

Tencent(0700.hk)/Alphabet(GOOGL)比較チャート

米グーグル株トレーダーには投資機会か-事実上の株式分割で
中国テンセント、1株を5株に分割へ-個人投資家の保有促す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2014-03-20/N2PLZ76K50Y201

テンセントとはいかなる企業か?時価22兆円、ゲーム世界一、WeChat11億人の脅威
http://www.sbbit.jp/article/cont1/32290

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